福岡大学人文学部
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人文学部50周年

ご 挨 拶

福岡大学人文学部長

 山縣 浩 

 

2019年、福岡大学人文学部は創立50周年という大きな節目を迎えました。

1969年、人文学部は、文化学科英語学科・仏語学科(現在はフランス語学科)の3学科、教員45名、入学定員100名という小さな学部として誕生しました。その後、独語学科(1970年、現在はドイツ語学科)、歴史学科日本語日本文学科(1987年)、東アジア地域言語学科(1999年)、教育・臨床心理学科(2007年)が設けられ、今日、教員約130名、入学定員605名という、福岡大学の9学部の中でも有数の学部に成長しました。

この間、その教育理念、即ち、「広範な一般教養を身に付けると同時に、すべての学問の基礎となる人文学諸分野の専門知識を修得し、他者との関係への配慮や自由と責任に基づく倫理観を備えた人間を育むこと」に則って、全教員が教育に努め、有為の人材を数多く社会に送り出してきました。

そして、創立50周年を機にして、次の50年のため、新たに策定した「アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)」「カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)」「ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)」に従い、次のような人材を養成することを再度確認して、今後も変わりなく人文学部の教員が一丸となって教育及び研究に取り組んでゆく所存です。(アドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーについてくわしくはこちらをごらんください。)

社会人として人間の精神と社会のあり方を多様な価値観の中で総合的に捉え、高度技術社会において人間の原点に立って行動できる人材

外国語学習を通して異文化を理解し、日本と世界を結ぶコミュニケーション能力を持った国際人

近年、AI(Artificial Intelligence)やIoT(Internet of Things)が話題になっています。しかし、これらによって社会がどのように変わるのか見通せません。ただ、高度であるが故に、将来、これらを使いこなす主体である人間が逆に疎外され、人間性が損なわれるのではないかと危惧されます。勿論、これらの発展の流れに抗うことは難しいでしょう。しかし、人文学部の学修によって、先の二つの属性に加え、言葉を使って物事をしっかり考える力、即ち、人間力を身に付けておけば、人間らしさは決して失いません。また人間力をも身に付けた人材を養成し、社会に送り出し続けることが私たち人文学部の教職員の責務であると考えます。

これからも以上のように人間の原点に向き合う学びを深める人文学部へのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 


 

福岡大学人文学部50周年記念 公開シンポジウム のご案内

テーマ: 福岡から人文学
日時: 2019年5月19日(日)10:00–11:30(開場 09:30)
会場: 福岡大学 A棟 A201 教室

 

コーディネーター: 中野和典氏(日本語日本文学科教員)
報告者: ティム・クロス氏(英語学科教員)
  福嶋寛之氏(歴史学科教員)
  山本大地氏(フランス語学科教員)

 

コメンテーター:梶原 唯氏(株式会社山口油屋福太郎 文化学科卒業生)
西 環奈氏(福岡トヨペット株式会社 ドイツ語学科卒業生)
上原有紗氏(東アジア地域言語学科在学生)
田中里佳氏(教育・臨床心理学科在学生)

 

主催: 福岡大学人文学部
共催: 福岡大学人文学部同窓会

* どなたでもご来場いただけます(参加費無料)

福岡大学人文学部50周年記念 公開シンポジウム の内容(PDF文書: 116KB)

(画像をクリックするとオリジナル画像が表示されます)