福岡大学 人文学部 福岡大学 人文学部

東アジア地域言語学科

学科トピックス

2021.02.02

【報告】LAスピーチの集い(12月5日[土])

LAでは、これまで、1・2年生を対象に「スピーチコンテスト」を実施してきたが、今年度はコロナ禍でオンライン授業となり、スピーチ練習や候補者選抜ができないことから、代替行事として「スピーチの集い」を開催した。これは、「LAで中国語や韓国語を学んでどの程度レベルがアップするのだろう」と不安を頂いているであろう、特に1年生に、先輩たちのスピーチを聞いてもらうことでその不安を解消するとともに、語学勉強の秘訣や学生生活について聞く機会があったらよいのでは、という趣旨で行うことにしたものである。
 

当日は、中国・韓国両コースから、在学中の4年生それぞれ1名ずつと、卒業生それぞれ1名ずつ、計4名が中国語、韓国語でスピーチをしてくれた。4人共、中国語や韓国語に興味を持ったきっかけから、どのように勉強してきたのか/しているのか、就活に役に立ったのかなど、事前の質問への回答も含めて話してくれた。4年生2名は留学経験者でもあるので、留学中の話もあり、留学を希望している学生にとってはよい経験談になったであろう。
 

また、卒業生2人は留学経験がないにもかかわらず、上手な中国語・韓国語でスピーチしたので「留学に行かない/行けなくても、頑張ればこれだけできるようになるんだ」と大いに刺激を受けたのではないだろうか。2人のうち、1人は台湾の日本語学校で日本語教師として、もう1人は福大の職員として働いており、就職後、語学をどう生かせるのか、語学のレベル維持のためにしていることなどについても話してくれた。
 

この集いには、1-4年生、全学年の学生が出席した。質問、感想もたくさん出て、参加者の熱気が感じられた。参加者からは以下の感想が寄せられた。
 

・今までLAの先輩方のお話を聞く機会がなかったため、非常にためになりました。留学のことも気になっていたので、聞くことができ良かったです。

留学に行く予定でしたがコロナにより中止となりました。日本に住んでいる韓国人の知り合いとも簡単に会えなくなり、お互いの都合でなかなか連絡も取り合えない状況ですが、こうださんのお話を聞いて、独学でも韓国語の能力は高められるということが分かり、意欲が高まりました。
 

・言語学習の方法や、将来のことについてたくさん話をしてくださり、ありがとうございました。先輩方のように話したいと思いました。先輩方の話を参考にして、これからも語学勉強に励んでいきたいです。
 

・私は中国コースを選択したのですが、中国語が話せるようになるのかとても不安でした。しかし、今日のスピーチを聞いてとても良いモチベーションになりました。私も先輩方のように外国語を流暢に話せるように頑張って勉強したいです。
 

(文責:安藤純子)

 

写真をクリックするとPDFが開きます