去る11月8日（土）午後、福岡大学と福岡女子大学による合同ゼミが、福岡大学にて開催されました。

韓国コースの緒方ゼミは、毎年3年生を中心に福岡女子大の木村ゼミと合同のゼミ活動を行っています。
今年度、前期には、前田健太郎『女性のいない政治』（岩波新書, 2019）を、後期には武井彩佳『歴史修正主義ーヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで』（中公新書, 2021）を取り上げ議論を行いました。

今回、後期の課題であった『歴史修正主義』は、サブタイトルにもあるとおり、主にドイツの事例を扱ったものですが、この書籍を通じ、日本社会における状況、日韓間の歴史認識問題をめぐる「歴史修正主義」、そして歴史認識をめぐる法規制の可能性などに視野を広げ議論ができました。
日本の教科書検定についても考えるなど、身近な問題として捉えることもできたのではないでしょうか。

3時間以上、発表と議論をこなした後は、LAの卒業生が店長を務める七隈駅前の韓国料理屋で懇親会を持ち、楽しい時間を過ごすことができました。