学科トピックス
2024.09.10
『特殊詐欺の心理学』(誠信書房)の刊行(大上渉教授)
大上が分担執筆した『特殊詐欺の心理学』(誠信書房)が9月10日に刊行されました。
大上が担当したのは、第11章「SNS,アウトソーシング,分散化:ニセ電話詐欺組織の戦略を読み解く」です。
この章では、企業がコスト削減やビジネス拡大を目的として活用している「SNSの活用」「人材のアウトソーシング」「拠点の分散化」といった戦略に着目しています。これらの戦略は、実はニセ電話詐欺組織でも使われています。彼らは人材のアウトソーシングやSNSを利用したリクルート活動、さらに東南アジアへの拠点分散化を行うことで、組織壊滅のリスクを減らしつつ、効率的に違法な収益を得ています。
さらに、これらの戦略は「アルカイダ」や「イスラム国」といったイスラム系テロ組織でも採用され、組織の維持・存続に重要な役割を果たしています。この章では、ニセ電話詐欺組織やテロ組織が用いる「SNSの活用」「人材のアウトソーシング」「拠点の分散化」という3つの戦略を詳しく解説し、なぜこれらが犯罪組織にとって有効なのか、その背景についても考察しています。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお手に取ってご覧いただければ幸いです。
誠信書房の書籍紹介リンク
https://www.seishinshobo.co.jp/book/b10086822.html
AMAZONのリンク
https://www.amazon.co.jp/dp/4414417104
大上が担当したのは、第11章「SNS,アウトソーシング,分散化:ニセ電話詐欺組織の戦略を読み解く」です。
この章では、企業がコスト削減やビジネス拡大を目的として活用している「SNSの活用」「人材のアウトソーシング」「拠点の分散化」といった戦略に着目しています。これらの戦略は、実はニセ電話詐欺組織でも使われています。彼らは人材のアウトソーシングやSNSを利用したリクルート活動、さらに東南アジアへの拠点分散化を行うことで、組織壊滅のリスクを減らしつつ、効率的に違法な収益を得ています。
さらに、これらの戦略は「アルカイダ」や「イスラム国」といったイスラム系テロ組織でも採用され、組織の維持・存続に重要な役割を果たしています。この章では、ニセ電話詐欺組織やテロ組織が用いる「SNSの活用」「人材のアウトソーシング」「拠点の分散化」という3つの戦略を詳しく解説し、なぜこれらが犯罪組織にとって有効なのか、その背景についても考察しています。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお手に取ってご覧いただければ幸いです。
誠信書房の書籍紹介リンク
https://www.seishinshobo.co.jp/book/b10086822.html
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https://www.amazon.co.jp/dp/4414417104