学科トピックス
2025.08.03
2025年度オープンキャンパスが開催されました
2025年8月3日(日),オープンキャンパス2025が開催されました。
人文学部文化学科でも,模擬講義および学科紹介の展示・個別相談を実施しました。
たいへん暑いなか,多くの方々にお越しいただき,ありがとうございました!
当日の様子を報告します。
模擬講義(午前)
「こころの『クセ』を科学する―文化学科で学ぶ心理学入門―」(柏原志保先生)
科学としての心理学の一端を解説していただきました。
ご来場いただいた皆さんに心理学のイメージについてスマホから投稿いただき
リアルタイムでスライドに表示する演出や,錯視などの実験も行いました。
「不思議だね!」で終わらせないのが,科学としての,学問としての心理学です。
注) 公認心理士,臨床心理士(カウンセラー)に強いご関心のある方は,
同じ人文学部でも教育・臨床心理学科へのご進学をご検討ください。
模擬講義(午後)
「存在するってどういうこと?――大学での学びと哲学」(飯泉佑介先生)
実際に飯泉先生が講義されている内容の一部をわかりやすく紹介しました。
黒板のチョークは存在する? 愛は存在する? 大学は存在する?
30分という短い時間でしたが,身近なものから深い思考をめぐらせ,講義室が「?」で包まれました。
飯泉先生によると「ポカンとしてしまう,その体験こそ重要」とのことです。
例年以上に多くの方々にご来場いただきました。
なお,座席にお座りいただけなかった皆様,また暑さを感じられた皆様,大変ご不便をおかけいたしました。

個別相談/資料展示
個別相談・資料展示の会場では,文化学科の学生と教員が常駐し,
ご来場の皆様に直接,学科での学びのリアルをお話させていただきました。
学部・学科に関する資料を配布したほか,学生が受けた授業資料(実物)や
卒業論文,またその卒業論文発表のポスターなども展示しました。

ご来場いただいた皆様,ありがとうございました!
模擬講義の続きをもっと聴きたい!と思った皆様,個別相談や資料展示で,関心をもった皆様と,
文化学科で,こんどは福大生として再会できることを楽しみにしています。
文化学科は,「哲学・倫理学」「宗教学」「芸術学・美術史」「社会学」「心理学」「地理学」「文化人類学・民俗学」の7つの学問領域について,
1つの学問領域に特化してとことん深めることもできれば,複数の学問領域を横断的に学ぶこともでき,
4年間の学びのスタイルを自分で組み立てることができます。
逆に言えば,どのような学問領域をどのように学んでいくのか,レールがあらかじめ敷かれているわけではありません。
入学前に「これが学びたい!」ということを明確に決めておく必要はないのですが,
迷いながらでも自らの意思で学びを進めていく(自らレールを敷いていく)必要があります。
どのようなスタイルであれ,自ら主体的に学びたいあなたの進学を,心よりお待ちしております!