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英語学科

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2024.11.06

英語学科4年生さららさんのフィンランド留学日記②

お待たせしました。現在、フィンランド、タンペレ大学に留学中である英語学科4年生さららさんからのフィンランド日記第2弾です!!私のところにはすでに届いておりましたが、更新が遅くなりました。楽しみにしていた皆さん、申し訳ございません。そして、さららさん、ごめんね!!
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フィンランド日記 その2 「Welcome Week」
フィンランドに到着して少し経ち、ついに大学のWelcome Weekが始まりました。これは日本でいう新入生歓迎週間にあたるものです。
日曜日には、社会科学コースの留学生たちと、私たちをサポートしてくれる学生チューターとの顔合わせがありました。大学近くの公園で、チューターが用意してくれたお菓子を食べながら、自己紹介やフィンランドでの学生生活について楽しくおしゃべりしました。

市営公園、ムーミンの銅像があります

月曜日は、ウェビナーに参加して大学や学生生活について説明を受け、その後、初めて学食を体験しました。驚いたのは、学食がバイキング形式で、ベジタリアン向けメニューと肉や魚料理がしっかり分かれていることです。通常なら8ユーロほどかかるところ、学生証を見せると2.95ユーロで食べられるのは本当に助かります。そして、味もとてもおいしくて、毎日のランチが待ち遠しくなりました

右下の赤いやつはビーツのパンケーキだったような

火曜日は、チューター主催のキャンパスツアーに参加しました。私が通うCity Central Campusはとても広く、全体を把握するには時間がかかりそうです。でも、キャンパスの面白い場所をたくさん発見しました。例えば、24時間開いている勉強スペースや、学生が不要なものを持ち寄るリサイクリングスペースがあり、そして国立総合大学なのに、学校によって運営される教会があることに驚きました。

リサイクリングスペース、私はコートとセーターを貰いました

大学の教会、ここで結婚式を挙げる方もいるとか

水曜日には、主に理系の学生が通うHervanta Campusで説明会がありました。City Central Campusからトラムで約20分の距離で、雰囲気も全然違って新鮮でした。福岡大学はワンキャンパスなので、同じ名前がついているのに全く異なるキャンパスがあることにまだ慣れません。その夜にはWelcome Saunaというイベントに参加しました。湖のほとりにある小さなサウナが学生たちでぎゅうぎゅう詰めになっていました。私が知っているサウナとは比べ物にならないほど熱くて、息をするのも辛いほどでした。熱気を冷ますために湖に飛び込む人々を命知らずだなあと思いつつも、私も恐る恐る入ってみると、めちゃくちゃ気持ち良かったです。

木曜日には、大学周辺の街を散策するバスツアーがありました。バスガイドさんが街の歴史や名所について詳しく説明してくれたおかげで、普段は気に留めていなかった場所に深い歴史があることを知り、大変驚きました。どこを見ても美しく、どこまで行っても魅力的な街で、授業についていけずに落ち込む日もあると思いますが、この街にいる限り達者に暮らしていけそうです。


タンペレ大聖堂、あの有名な『傷ついた天使』が飾られています

金曜日には何か説明会があったはずですが、座って話を聞きながらも正直あまり覚えていません。午後には仲良くなった友人と湖で泳ぎに行きました。まだ8月の終わりにもかかわらず湖の水は凍えるほど冷たく、これから訪れる冬のことを想像して慄きました。
こうして、慌ただしくも充実した1週間が過ぎ、親切なプログラムのおかげで、これからの学生生活に向けた準備が整った気がします。これからの日々がとっても楽しみです!