福岡大学英語学科ブログ

現役人文学部生からオリンピアン!!

毛利史生 2021年 7月23日  カテゴリー: 在学生

本学の学報に号外が出ました。

今日、オリンピック2020が開幕しますが、人文学部の教育・臨床心理学科の児玉さんが100メートルリレーの代表として出場します。

おめでとうございます!英語学科の教員は、学科の専門科目に加えて、全学の共通教育英語も担当しています。本学科の秋好先生が児玉さんのクラスを担当したそうです。秋好先生も絶賛していました!

 

児玉さんは先日、大阪長居で開催された日本選手権で100メートル、200メートルの2冠を達成した、いわば日本一のスプリンターです。今回、標準記録を突破できなかったので、100メートルの代表にはなることができませんでしたが、リレーメンバーに選出されました。しかも、彼女はエース区間である第2走者になる可能性大です。

彼女がスプリント女王になったのは、2年前の博多の森で開催された日本選手権です。陸上オタクの私としては、博多の森まで観戦に行きました。他のスプリンターと明らかに足の回転が違います。後半の伸びも、まさに女王、といった感じです。引退したボルトの走りで「ボルト状態」という言葉があります(50メートルまで横並びで、50以降にいきなりボルトが加速する状態)。人間は全力疾走できるのはせいぜい50メートルです。ボルト状態は、別にボルトが加速しているのではなく、トップスピードの達したボルトのスピードがあまり減速しないので「ボルト状態」が生まれるわけです。児玉さんの足の回転をみると、ボルトのような走りが将来見られるかもしれません。オリンピックではそんな彼女の走りに注目して下さい。

応援しています!頑張れ!!